怪談鬼火の沼
篠原甚左衛門(浜村純)に不正を追求されたお数寄屋坊主の宗伯(沢村宗十郎)だったが、甥の敬助(小林勝彦)が甚左衛門と若党を殺し、危ういところを助かる。それから1年、宗伯は金をせびる敬助を疎ましく思い、敬助は宗伯の財産を自分のものにしようと考えていた。遊び仲間の三郎太(若山富三郎)の入れ知恵で、妾のお蓮(近藤恵美子)と宗伯を事故死に見せかけて温室で殺そうとしたが、死んだのは侍女の八重(高野通子)だった。その夜、八重の兄と名乗る清蔵(丹羽又三郎)が妹の安否を訪ねてやってくる。三郎太が清蔵を斬って井戸に投げ込むが……
井戸を調べると清蔵の死体がなく、おまけに彼が旅回りの役者とあっては物語の予測はつくのですが、悪党顔のワカトミが意外や意外というのがミソですね。
全然怖くない怪談映画でした。
夜半人狼 (1963)
Midnight Werewolf
首映:1963年5月22日
导演:王风
编剧:汪梨
摄影:潘方如
录音:胡新
监制:何丽荔
出品公司:港联影业公司
富翁蔡金声在继室蔡夫人临盆之日,发现她与管家阿福有染,声放狼狗咬福,蔡夫人乘乱杀夫,福负伤逃走变成人狼。二十年后,蔡夫人之子俊雄邀异母姊静芝偕其夫陶森和女儿小萍回祖屋共聚。其间,萍失踪,芝与森追寻至地窖,惊见人狼挟持萍,蔡夫人被其看护贾宝珍威胁。芝逃出找雄求助,雄竟自揭他就是珍。原来当年蔡夫人诞下女婴,但为继承家产讹称生子,如今其“子”却为独吞财产谋害母姊。此时,蔡夫人出现,杀珍后自尽;森则火烧人狼,救萍脱险。