姫木薫理の大人気オカルトアクション少女漫画が原作のアニメ映画。本作は、OVAシリーズの第一話を劇場公開したもの。篠原家の美青年兄弟強太、久弥、徹、そして長女の美人綾子(りょうこ)。実は彼らの正体はそれぞれ強太、Q太、キョン太、きばっ太なる現世守護神「ぴーひょろ一家」の面々の転生で、四人は人々に仇をなす悪霊を退治していた。ある日、聖和城学園の理事長から悪霊の浄化依頼を受けた兄弟は、早速行動を開始。自殺しかけた少女古賀舞子を救う。キョン太を転校生として学校に送り込み、さらなる調査を進める兄弟は、学校の地所がかつて火葬場だった事実を知った。原作の開幕編「ぴーひょろ一家見参!」のアニメ化で、アニメ制作はマジックバスが担当。キャラクターデザインは杉野昭夫。OVA『エースをねらえ!』の劇場用編集版とともに同時上映された。
藤子不二雄Aの原作を、『藤子不二雄Aワールド』枠内にてテレビアニメ化。空を飛び、人間の言葉と犬語を解することが出来る、犬に似た不思議な生き物ケン族。その一員で、人間の世界にやってきたビリ犬とガリ犬たちは、ひょんなことから知り合った雨森タツオの家に居候することになった。彼らは近所の犬達や、ヨーコちゃんやダブ、マロといったタツオの同級生、そして人力飛行機を開発している鳥野博士などと知り合うことによって、様々な珍騒動を巻き起こしていく。そこへ、遅れてやってきた太っちょのケン族トド犬も加わり、街はいつでも大騒ぎ! 後に本作は『ビリ犬なんでも商会』と改題され、単独の番組として続いていくことになった。