最新曲「HANG OUT!」も大ヒット、人気絶頂のロックスター本城裕二(三上博史)
その彼がある日、突然、コンサート会場で。
「今感動している。この気持ちをどう伝えたらいいのか。
オレができるお返しって何だろう。
それは、オレが今以上のオレになることじゃないか」
「だから、すべての活動を中止して、充電のため、ニューヨークに渡ろうと思う!」
そういい残して、突然、渡米してしまったのだ!!!
レコーディング、CM
もろもろの契約もすっぽかして、勝手にニューヨークへ旅立った本城裕二。
そして、2年。
空港に意気揚揚と降り立った本城裕二の姿が。
しかし、その2年の間に日本の音楽シーンは大きく変わっていた!
本城の新しいマネージャになったのは、白金葵(西田ひかる)
「夢を作るような仕事にたずさわりたい」と言っていた彼女。
...
ある日の午後、京都南署の鑑識係円城寺りつ子(田中美里)は「今夜12時、賢隆寺で人が殺される」という謎の密告電話を受けた。りつ子や大山恭一刑事(東幹久)らはその夜、寺を張り込むが、結局、何事も起きず、イタズラ電話だったものと判断された。
ところが翌朝、恵竜寺でピアノ調律師工藤由美(上野なつひ)の絞◎死体が発見された。 賢隆寺と恵竜寺…電話の主は確かに賢隆寺と言っていたはずだが、りつ子が聞き間違えたのだろうか
遺留品のデジタルカメラから、気鋭のソプラノ歌手北川凛(大塚千弘)と男性の密会写真が見つかり、大山らは凛を直撃する。しかし、凛は由美のことはまったく知らないと証言、相手の男性については固く口を閉ざす。
そんな中、りつ子は前夜、様子をうかがうように賢隆寺の付近を走っていた不審な軽トラックのことを思い出す。
調べたところ、その軽トラックの持ち主は...
とあるスーパーの福引き大会で特賞の熱海旅行をねらい気合い十分でくじを引く主婦橘朝子(かたせ梨乃)。念願の熱海旅行は外れてしまったものの高級ホテルのバイキング招待券が当たり、夫の大吉(石原良純)をはじめ大喜びの橘家は、精一杯オシャレをしてバイキング会場のあるホテルに向かう。するとそこでは、人気家具メーカーの御曹司木下柊司(保阪尚希)と藤和水樹(星野真里)の結婚披露宴と新作家具の発表会を兼ねたパーティーが行われようとしていた。すると、どこかの部屋から何かが割れるような音が聞こえ、朝子がとっさに音のした部屋に駆けつけると、ビル会社経営の桜沢真奈美(岩橋道子)が頭から血を流し死んでいた。手際よく現場を仕切り警察の到着を待つ朝子だが、到着し出てきた警官たちは殺人事件現場に向かうのではなく、なんと大吉をご祝儀泥棒の犯人として連行してしまったのだ。朝子はあわて...
都内の一軒家で寝たきりの老人が殺害された。被害者には、中村洋介(草刈正雄)と伊藤孝子(沢田雅美)という息子と娘がおり、被害者の介護は、孝子と中村の妻美香子(音無美紀子)、ヘルパーの3人がしていた。当初、物盗りの犯行と見られたが、捜査を進めた刑事佃次郎(西郷輝彦)は、中村、美香子、孝子、孝子の夫で町工場を経営する伊藤卓治(石倉三郎)にそれぞれ動機があると知り…。
宝来伝吉は美術鑑定士で、孫のあかり(福田沙紀)と骨董屋を営んでいる。ある日、刑事の小金井雪夫(東幹久)から連絡を受けた伝吉は、殺人事件の遺体発見現場にあった“銀の猫”の鑑定を依頼される。伝吉はその置物が、源頼朝から西行に贈られた銀の猫の伝説に由来していると考え、本物なら日本の歴史を変えるほどの価値があると話す。科捜研で詳しく調べてもらうと、その置物は800年ほど前に作られたものである可能性が高いということが分かった。やはり置物は本物なのか?なぜ遺体発見現場にその置物があったのか。警察が捜査を進めるうちに謎の女が事件に関与している可能性が浮上する。一方、伝吉の元にも見知らぬ女性が訪ねてきた。横田道代(櫻井淳子)と言うその女性の父親は、かつて伝吉の前から突如姿を消した妻と再婚していたと話す。元妻は既に亡くなっているが「困ったことがあったら伝吉を頼るように...