優れたSF映画は現実の陰画。
この怪獣への対処法は、この国の現実そのもの
内閣府からの発表で映画は始まります。太平洋沖に現われた未知の怪獣は、自衛隊と米軍による作戦でなんとか活動を停止させることに成功したと。そして、その遺骸がやがて日本の沿岸に漂着すると…。これは、その沿岸の町を舞台にした、さまざまな立場の人々を描いた物語です。
無策な**、その**からの補助金を目当てに、怪獣を建屋で囲んで観光名物にしようとする住民一派。全く未知の生態であるが故、完全に死んでいるとは確約できないと、反対する主人公たち…。そこで交わされる議論と対立は、明らかなメタファーとなって鑑賞者に投げかけられます。そう、この映画は決して無邪気な特撮エンタテインメントではありません。作り手の静かな怒り、商業映画ではなかなか見受けられない気骨というものを、是非ご覧ください! これぞ怪...
昨年の「ゴジラフェス オンライン2020」で発表され、大好評だった新規特撮『ゴジラ ゴジラフェスに現る』の第2弾。
中川和博監督が手掛ける「ゴジラフェス 2021」の完全新作の特撮タイトルは『ゴジラVSヘドラ』!!
また、オープニング、エンディングの映像を、8月に行われた東京オリンピック閉会式をはじめ、国内外のフェスティバルなどで活躍する画家の中山晃子氏が担当。『ゴジラ対ヘドラ』の世界観を再解釈し、まるで生きているかのような流動映像が『ゴジラVSヘドラ』を彩ります。
1971年に公開された『ゴジラ対ヘドラ』から50年となる節目の年に、公害怪獣ヘドラと怪獣王ゴジラが工業地帯を舞台にド迫力のバトル!ゴジラが勝つか!ヘドラが勝つか!世紀のタイトルマッチを目撃せよ!