必殺シリーズの第21作、必殺仕事人シリーズの第4作、中村主水シリーズの第10作である。
『必殺仕事人IV』(ひっさつしごとにんフォー)は、1983年10月21日から1984年8月24日まで、テレビ朝日系で毎週金曜日22:00 - 22:54に放送された、朝日放送と松竹(京都映画撮影所、現松竹撮影所)共同製作のテレビ時代劇。全43話。主演は藤田まこと。
本作は、前作『必殺仕事人III』に直結する世界観を持つ。主水シリーズで唯一、前作から殺し屋グループのレギュラー出演者が一人も変更されなかった作品である。
新しいキャラクターとして、毎回手を換え品を換え、一目惚れした順之助を追い掛け回す、広目屋[1]の玉助と、秀が旅先から連れ帰って来た孤児の少女 お民の二人が加入した。
梅津栄は名脇役として、歴代シリーズで悪役善人問わず演じてきた俳優で、前作『必殺仕事...
ニューヨーク市警において、空手師範の座をめぐる争いに巻き込まれた沖縄空手家檜垣一真は、悪徳空手家二階堂弘宣の襲撃に遭った。一真は応戦するものの、娘由美の目の前で片腕を失ってしまう。それから10年後、由美は空手家生命を絶たれてしまった父親の後を継いで、檜垣流空手の達人に成長していた。由美は父親の復讐を果たすため、今では空手界の大物となった二階堂のいる東京に向かったのだが…。
「女必殺拳」シリーズでアクション女優の地位を築いた志穂美悦子が、再び空手に挑んだアクション作品。"女ドラゴン"の異名を取る志穂美が、速攻連打空手に必殺の仕込杖を加えた新アクションをたっぷり披露している。また、千葉真一や倉田保昭、千葉治郎など、空手の達人たちが共演し、迫力のバトルを繰り広げている。
メキシコで闘技の修行を積み、世界各地を転戦し全戦全勝で飾ったアイアンドラゴンこと竜崎鉄次が日本に帰ってきた。鉄次の帰国第一戦世界武闘空手選手権が横浜で行われることになったが、これは日本空手界に最大の勢力を誇る吉羅本ジム会長吉羅本伝造の仕組んだ八百長試合であり、同ジム所属のチャンピオン唐木誠の防衛が初めから決まっていたのだ。しかし鉄次は、苦戦しながらも得意の電撃矢車蹴りを放ち、唐木をKOするが吉羅本ジムのトレーナー矢野一派から追われるはめになる。だが、鉄次には、それなりの目的があった。8年前、沖縄の海底に沈む金塊を21年がかりで探し当てた鉄次の父と兄が、引き揚げ作業を手伝った吉羅本兄弟の罠に陥り、金塊を奪われた上、父と兄を殺され、鉄次も重傷を負わされたのだった。復讐!鉄次の計画と特訓が着々と進められた…。