マンションの一室で光太郎にレイプの如く犯される渚。目覚めと共に全身に痛みを感じた渚の体には、彼がつけた歯形や引っ掻き傷が残っていた。
東京郊外の大学に通う渚は、そこで光太郎と知り合い恋におちた。彼は優しく真面目で温厚な男だったが、渚との同棲が始まると、徐々に彼の暴力的な性癖が目につくようになった。
そんな話を親友の瑞希に話す。最初はノロケ話と思っていたが、彼女に服を脱いでもらいその傷を見た瑞希は指で傷をなぞり、やがて傷痕を舐め、たまらず抱きついた。バイセクシャルの瑞希は、その性癖を隠して生活していた。何年も前から渚に対して密かな欲望を抱いていたのだ。そこへ、瑞希の彼氏健一が帰宅した。弁護士の彼は、瑞希との結婚を考えており、半同棲中だった。ベッドで激しく求め合う声を耳にしながら、部屋を後にする渚。
その帰り道、渚は学生服を着た美少年と遭遇する。その顔...
第 1 話“川の匈い”
簡介:(岡本杏理)の家には父親の裕(柳ユーレイ)が友人から預かっている少年、ケン(岡山智樹)がいる。初めは弟ができたと喜んだ杏理だったが、無口で愛想のないケンをいつしか疏ましく思っていた。そんな中、母親の朋子(白石まるみ)に賴まれ、ケンと買い物に出た杏理は、近くの川を通りがかると、ケンが川の匈いに敏感な反應をみせる。初めて微笑んだケン表情を見た杏理は、本當の理由を知るよしもなかった。
第 2 話“家出のススメ”
簡介:大きなバックを背負い、派手な服裝でとある無人驿に現れた杏理(岡本杏理)。田舎ではみかけない派手な格好に怪訝を示した中年サラリーマンの田邊(佐野史郎)は、杏理の電話を立ち聞きして家出をしたことを知る。到著したバスに乘り迂んだ杏理に家に歸るよう促すが、反抗される。杏理は格好とは裏腹に、真面目に學校に通う優秀な生徒だ...