金田一は、指定された京都の料亭に出向いたが、そこには誰も現れなかった。やむを得ず、外に出た金田一は、憂愁を漂わせた美しい鶴田弓枝(高橋ひとみ)という女性に出会った。彼女を家まで送る途中、突然、不気味な鈴の音とともに、奇っ怪な光が浮かび上がり、ふたりに何者かが襲いかかってきた。この出来事が、これから起こる連続殺人の幕開けとなったのだ…。
キー局 TBS
放送曜日 月
放送期間 1995/09/04~1995/09/04
放送時間 21:00-22:54
放送回数 1 回
連続/単発 単発
番組名 月曜ドラマスペシャル
主な演出 (監督原田 眞治(原田 真治))(監督補田中 幹人)
原作 横溝 正史「悪魔の家」
局系列 JNN
制作会社 東阪企画、TBS
制作協力 映像京都
制作 (制作担当丹羽 邦夫)(制作デスク横山 千賀)
企画 (企画協力...
機屋の父と対立して、一宮の地を捨てた良明は、一流デザイナーとしてその地位を築き上げた。しかし、父正蔵の急死の為に家にもどった良明は、後継ぎのことで兄一也と口論となりトップデザイナーとしてのプライドを捨て故郷にもどる決心をつける。東京にいる恋人の令子はそんな良明の身勝手な決意に不満を抱くが、もはや止めることは出来なかった。半月後、再び故郷にもどった良明は、そこで母君子が機織の機械を売ってしまったことを知り怒るが、逆に半月間何も連絡もせず突然もどってきたことを妹美紀から責められるのだった。それでも良明は機織が生き残れる道を必死に模索する。そうして友人佐久間や地元の有力者の助けを得て、若い野心的な地元実業家村山から良明のデザイナーとしての力量も生かせるようないい注文を受けるが、逆に村山にアイディアを盗まれてしまう。それでも負けじと今まで以上に奮闘し新しき道...
小山内夕香は、警視庁科学捜査研究所、通称“科捜研”の文書鑑定科技官。ある日夕香は、ラーメン屋で受け取った釣りのお札の中に、手触りのおかしな二千円札が混ざっているのを見つける。夕香が届けたこの二千円札は偽札と判明、回りまわって、結局科捜研で分析を行うことに。そのころ東京郊外で死後1週間は経ったと思われる男の死体が発見される。
先物取引で借金を抱えた小宮由紀子(秋吉久美子)が失踪してから一年後、山麓の樹海で白骨体が発見された。遺体の側にあったバッグからは、名前が書かれた診察券が見つかり、妹の早知子(とよた真帆)は警察から身元確認を依頼される。当初、借金を苦にした自殺と思われたが、早知子は刑事から、由紀子には保険金が掛けられていて、しかも借金と死亡給付金の額が同じであったことから他殺の疑いを告げられる。