目が覚めた棟居弘一良(中村雅俊)の目に飛び込んできたのは亡き妻の仏壇から立ち上る線香の煙と、新しい供花であった。線香は消して寝たはずなのにと思いつつ、台所へ向かうと割烹着を着た女が、床下の野菜収納庫に頭をつっこんでいる。「起こしちゃったかしら?」と振り向いた女は、敦子(朝丘雪路)。棟居の亡き妻の母、つまり義母であった。かねてから棟居の身の回りの面倒を見ていた、妻の妹桐子(床嶋佳子)が海外へ転勤となったため、母に頼んで、たまには面倒を見るように伝えていったのだという。翌日、敦子と共に出かけた棟居は、一軒のギャラリーの前で立ち止まる。敦子の話によると、「情念の画家」と呼ばれる大江雅弘(池内万作)の個展を行っているようだ。飾られた絵を義母と共に見つめていたその時、棟居の携帯電話が鳴る。署からの電話で、新宿で殺人事件があったので、すぐに来るようにとのことで...
在“香兰堂”古董店打工的美术院学生仓桥永莉,被古老雕花玻璃杯中映出的金发碧眼的可爱少女吸引,秘密地享受着与这非人幻象邂逅的愉悦。香兰堂位于善导寺商店街地中心,那里出入的都是年轻美丽的女性,然而仓桥却没有任何兴趣,只是迷恋着玻璃杯中的少女。
第七天的夜里,在雕花玻璃杯里,永莉看见了自己将少女杀害的幻象。
然后,从玻璃杯中溢出鲜血,少女的幻象实体化,迫使永莉定下契约。这个名叫“柯婕特”的少女,要求永莉救出自己在“被诅咒器皿”中徘徊的灵魂。“喝下去,如果不想分离……如果不想失去我”,永莉被柯婕特强迫,喝下玻璃杯中鲜血定下“血之契约”。
过了一夜,醒来的永莉已经不能再看到玻璃杯中的柯婕特的身影,于是把这一切当作是梦,重新振作,将玻璃杯卖给了暴发户的富豪。然而,去富豪家中交货时,在那里永莉看见了实体化的柯婕特。回到家中,永莉抑止不住想见柯婕特的心情,再次来到富...