『恐竜探検隊ボーンフリー』に始まる恐竜3部作に続く作品(制作会社は異なる)で、再び実写とアニメの合成に挑戦。ただし、人物背景等基本的にはアニメで、メカ活躍シーンのみ特撮が使用された。世界各地に起きる怪事件は、過去の地球に端を発しているという設定で、5人のチームがタイムマシンを利用して古代遺跡の秘密を解明しに行くストーリーとなっている。なお主題歌を歌うビリー山口は、おそらく上條恒彦と思われる。
「月刊ヤングオート」に連載された、人気漫画家古沢優による硬派ツッパリ劇画『たいまんぶるうす』のOVA化。その第一弾。暴走族「MND(ミッドナイトデビル)」のメンバーで、ケンカとバイクが生き甲斐の硬派清水直人。彼は高校入学当日、母校の番長を倒そうと考えるが、その番長とはMNDの宿敵チーム「羅悪(ラアク)」の幹部で凶悪な不良横田だった。MND仲間の見守る中、横田に闘いを挑む直人。だがそんな直人の行方を、恋人の由美は案じていた。実写映画を多数リリースするプルミエインターナショナルが製作を担当。原作コミックスを刊行の芸文社からOVAも発売された。監督は「J9 シリーズ」の監督や『School Days』の演出職の四辻たかお。
時は西暦2111年。人類は本格的な宇宙進出を遂げ、一見華やかな宇宙開発時代を迎えていた。しかし、惑星開発利権や腐敗した権力と結びついた巨大な犯罪組織が台頭、これら「コネクション」と総称される犯罪組織によって、力弱き人々は蹂躙されていた。
そんなある日、隕石群アステロイドベルトの歓楽街ウエストJ区9番地に4人の若者、かみそりアイザック、ブラスターキッド、飛ばし屋ボゥイー、エンジェルお町が集結。宇宙の始末屋「コズモレンジャーJ9」を結成する。J9は、巨大ロボット「ブライガー」を駆り、多額の報酬と引き換えに、のさばる悪を闇から闇へ葬り去ってゆく。
やがて彼らは、犯罪組織「ヌビアコネクション」の若き首領カーメンカーメンと、その恐るべき野望「大アトゥーム計画」と対峙することとなる。