三年前,十津川警部(若林豪 饰)的下属桥本丰(近藤正臣 饰)的未婚妻被黑社会成员强奸后自杀,但罪犯却未得到应有惩罚,桥本因此辞去刑警职务,亲手报仇,结果被判入狱。
两年后,在假释出狱的前一天,典狱长要求桥本将一名在监狱内因故死亡的狱友的遗物交给东京一个叫小田切(大地康雄 饰)的男子。桥本和妹妹(山村红叶 饰)以及未婚妻自杀前的好友、杂志记者青木亚木子(原田美枝子 饰)来到小田切家中,却发现等在那里的是另一个男人,此人被发觉后逃跑。此时小田切打来电话,约定和桥本在下行特快富士号列车上见面。
青木亚木子有一种不祥的预感,遂向十津川求助,石毛刑警(船越英一郎 饰)决定上车追查。结果在列车内果然发生了凶杀案,桥本和妹妹都先后看到了7号车厢内的尸体正是出现在小田切家的那个男人,但当石毛和车警赶来时,尸体却不见了……而桥本也遭人袭击,他携带的狱友遗物中,有一本黑...
第2シリーズ
1974年(昭和49年)10月3日 - 1977年(昭和52年)3月31日 NET系 毎週木曜日22:00 - 22:55(全124話)
※1975年(昭和50年)10月以降は22:54まで。
主なキャスト
第1~3シリーズ共通
<警視庁特捜部>
会田刑事:天知茂
本名会田健。階級は警部補。クールな反面、熱くなると上層部の命令を無視して暴走する。元捜査四課員。
過剰防衛で免職されそうになっていたが、特捜部長の矢部警視により特捜部に迎え入れられた。その後は特捜部のリーダー的な存在となるが、巨悪に対して遠慮のない強引な捜査を行い、しばしば上層部に問題視される。
広島市出身で、原爆被害により両親を亡くしており、自らも被爆者。実姉が在日米軍兵に強姦され自殺するという過去も持ち、その出自に関連したスピンオフストーリーも用意されている。 これは原...
第1シリーズ
1973年(昭和48年)4月5日 - 1974年(昭和49年)3月28日 NET系 毎週木曜日22:00 - 22:55(全52話)
第2シリーズ
1974年(昭和49年)10月3日 - 1977年(昭和52年)3月31日 NET系 毎週木曜日22:00 - 22:55(全124話)
※1975年(昭和50年)10月以降は22:54まで。
第3シリーズ
1980年(昭和55年)5月1日 - 1980年(昭和55年)12月4日 テレビ朝日(ANB)系 毎週木曜日22:00 - 22:54(全26話)
第1~3シリーズ共通
<警視庁特捜部>
会田刑事:天知茂
本名会田健。階級は警部補。クールな反面、熱くなると上層部の命令を無視して暴走する。元捜査四課員。
過剰防衛で免職されそうになっていたが、特捜部長の矢部警視により特捜部に迎え入れられた...
性感指圧マッサージ師の淡野大助と、大人の玩具屋鰐口権之助は、ある日町中で知り合い、協力して悩みある男女の治療にあたることになった。淡野と鰐口は青山のビルに「愛の相談室」「愛の玩具店」の看板をかかげた。好調に治療を続けるある日、フーテンのルミ、ミチ、マリの三人娘が押しかけ看護婦としてもぐり込んできて、二人の仕事を手伝うことになった。ルミたちの治療も、女の特技を最大限に発揮して商売は評判を呼んだ。だが商売の繁昌と収入の増加とは必ずしも比例せず、淡野は高利貸し横島への返金と利子に悩まなければならなかった。一方、横島の妻広江は夫が自分の器具の悪さから他所に女を作っていることを知って秘かに淡野の治療を受け、なおった暁には借金を棒引きにすると申しでてきた。淡野らは懸命に治療しこれに成功した。数日後ステーキハウス「立花」の経営者孫兵衛の迎えを受けた淡野は彼の十二人...
『下町』は日本中に人情があふれていた昭和32年に公開された珠玉の名篇だ。
夫がシベリアに抑留されて帰ってこない子持ち妻の山田五十鈴は、お茶を行商して暮しているが、下宿屋の女将から愛人にならないかと紹介される等、苦労が多い。ある日無愛想だが親切な労働者、三船敏郎と知り合いそのやさしさにひかれていく。
子供と三人で浅草デート、帰りが遅くなり宿に泊って結ばれるシーンが巧い。夫にすまないと想いながら男の激情に身をまかせてしまう山田五十鈴が切なくも艶っぽい。
子供も三船になついてハッピーエンドかと想いきや、ふとした行き違いがなんとも悲劇的な結末に…。
ハッピーエンドが大好きで、悲しい映画がきらいなあっしだが、この映画は別だ。あまりにもリアルだから。そうだよな、世の中ってほんのちょっとの行き違いでガラリと展開が違ってくることってよくあるもの。
60分の短篇ながら...
オートレース場で殺人事件が起きた。大穴が出た瞬間と同時期に、サラリーマン風の男が私製拳銃で撃たれたのだ。目撃者も無く、死体から発見された証拠はパチンコの玉と、焼け焦げた手拭のみ。警視庁捜査一課の面々は、まず手拭に書かれていたタクシー会社から洗い始めたが、その会社は既に倒産していた。在席していた二十数名のうち、消息をつかめたのは7名だけで残りは不明。山村刑事はパチンコの玉に刻まれた記号からパチンコ屋を特定し、聞き込み調査を続ける。そしてオートレース場に再び赴いた捜査陣が大穴の賞金を払い戻した男について調べたところ、グレーのナイロンジャンパーを着た男が賞金を3回に分けて受け取っていたことが判る。さらに、パチンコ屋の店員の証言で、そのジャンパーの男の正体が池本雄一というダフ屋だと判明。山村刑事は池本の恋人康子を取り調べて、ハモニカ長屋の「蛸一」という呑み...
一人残した母に会おうとやっと貯めた十両を持って江戸へ向うのは渡世人姿も板についた半太郎、博奕もさることながら腕っ節も強い。草鞋を脱いだ当地小田原の親分原の嘉十も手ばなすのが惜しく何度か引き止めたが聞き入れる半太郎ではない。ところが、身投げをしようとしていた宿場女郎お仲を救ったことから、半太郎の運命が変った。男に騙され売られ売られてすっかりひねくれていたお仲であったが、この人こそ男だと半太郎のあとを追った。だが原一家は黙ってはいない。盗ッ人呼ばわりされた半太郎はついに嘉十とサシの勝負で話をつけようとしたが運悪く勝負は兇、なけなしの十両を取られた上お仲は連れ戻されてしまった。翌朝、重い足どりの半太郎に追いすがったのは隙を見て逃げてきたお仲だった。一度は追いかえそうとした半太郎も、憐れに思いつめたお仲の涙を見て、共に江戸へ帰り堅気に戻ろうと決めた。平塚の宿...
うららかに晴れた東海道。役人に追われ山篭りしていた胡麻の蝿おりゃんこ文治とどんぐり安も春風にうかれてまかり出たが、迫る空腹にたえかね、侍半田半兵衛の大小、着物を失敬してあっぱれ二本差しの道中姿、どんぐり安まで供の奴に化けおおせた。次の宿では仇をたずねる若侍多胡十兵衛の路銀もいただく。すっかり悦に入った二人が、とある街角で飴売伊之助親娘のうたなどききながら、旅姿も美しい娘お銀に色目をつかっていると、目に角たてた多胡がとんでくる。が、人ごみの中に半田半兵衛をみつけた多胡は、「おのれ父の仇」とばかり向きをかえてとび去った。--三島の宿でお銀と泊りあわせた二人は大よろこび、文次は安をお銀めがけてつきとばし、おどろく彼女のまえで安をポカポカ、「下郎、悪い病気をおこすな」と意見する。はったりが利いてかお銀の文次をみる眼は色よかった。いい気分の彼が廊下にでたとたん...