无论从内容、形式、人员还是时间上,朝比奈周平系列都可以看作水谷丰版浅见光彦系列的延续。
第二作中,朝比奈周平(水谷丰饰)的妈妈容子(乙羽信子饰)从八音盒教室回家的路上发现尸体,死者是长崎的制造商人米田健,旁边留下一幅人脸模样的奇怪插画。在八音盒教室老师江口久子(大空真弓饰)的信件里发现了20年前死亡的荒川的空白明信片,上面也有长崎的邮戳。周平和久子的女儿纱织(安永亚衣饰)前往长崎展开调查……
日曜劇場1500回を記念して、橋田壽賀子と石井ふく子のコンビで制作された超大作時代劇。徳川時代、貧しい農民の娘に生まれながら、四代将軍家綱の生母となった“おらん”の数奇な生涯を中心に本当の幸せとは何かを問う。1652年、徳川三代将軍家光が没してから、11歳の家綱が四代将軍を継いで承応元年となった雪の降る日に、ひとりの美しい女が32歳の短い生涯を閉じた。その名は、おらん(大原麗子)。四代将軍家綱の生母だった。おらんは、将軍の生母として栄耀は思うままの身分でありながら、失意を深く胸に抱いて一生を終えたのだ。貧しい農民の娘として生まれたおらんは、母親の再婚を機に江戸へ出て働いていたところ、時の将軍家光(石坂浩二)の乳母春日局(森光子)の目に留まった。やがて江戸城大奥に勤めることになり、家光の寵愛を受ける。久しぶりに、お忍びで故郷に戻ったおらんは、かつ...
1. 手柄捨てます
2. 信じたく候少女の執念
3. 記憶の無い囚人に幸あれ
4. 初恋のひとに誠尽くせば
5. さて困った浮気の後始末
6. 父上が男の意地を張る時
7. いつか旅立つ若者たちへ
8. 女敵討ちするもしないも
9. 奉行所見物大役でござる
10. 逼塞!男は黙って動かず
11. 乙女が残してくれたもの
12. 物の怪!?母の心子知らず
13. 人生捨てたものではない
14. 女心と秋の空とはいうが
15. その女人倫を乱すにつき
16. 里子の行方我のみぞ知る
17. 女の敵にお仕置きいたす
18. そして祝言の日は来たり
19. 誰かがお前を愛している
20. 藤木紋蔵殿の一番長い日
21. ゆく年や嗚呼夫婦あり
坂井次郎は大学を終え、箱根の古い旅館「一心亭」の番頭試験を受けて合格した。「一心亭」の主人徳之助はお人好しの新しがりや、古くからいる支配人の孫作は古風で頑固もので、ふたりは何かにつけて意見を対立させていた。徳之助の女房圭子は、主人の女ぐせの悪いのに戦々兢々として行動を監視していた。そんなところへ入った次郎は、三人から三様の期待をかけられることになった。ある日次郎は観光協会へ行くと偽って、芸者の染子と遊ぶ徳之助のお伴で湖畔の旅館へ行ったが、翌日早速、圭子に問いつめられ、果ては徳之助の行動を逐一報告してくれと懇願された。そんなある日、次郎は徳之助が以前馘にした身持ちのよくない番頭池上に、別れた女のことでゆすられて困っているという相談を受け、池上と対決しきっぱり手を引かせた。その夜、孫作の家に招待された次郎は、亡き母親がわりになって台所仕事をする孫作の娘由...
場末の繁華街にある金成ビルの管理人伴野孫作と女房のかね子は、ホステスや近所の商人相手の高利貸をする金の盲者だ。ある日、ゴールデンフジのホステスNO1の染子が、次郎のために金を貸りに来た。次郎には、恩師で会計学の権威前川博士の一人娘由美というフィアンセがいた。だが書生時代前川から見込まれた次郎も、学者を嫌ってバンドマンになった今、前川夫妻の頭痛の種であった。染子はそんなこととは露知らず次郎にぞっこんまいってしまった。そんなある日、前川夫妻は、四十歳にして経理士の資格を取った森田徳之助を祝うと称して、成金の高岡三平と由美を料亭“しまの家”で会わせた。三平と徳之助は大学が同期であったが由美の前でダイヤの指輪をちらつかせる三平に、祝の席を奪われてしまった。翌日、染子が工面した金を持って徳之助の所に現われた次郎は、三平の話を聞くとしょげこんだ。アパートへ帰っ...
1972年の沖縄返還時、協定を巡る日米の密約電文が漏洩し、毎日新聞西山 太吉記者と外務省女性事務官が国家公務員法違反で逮捕、有罪となった事件。
沖縄返還で日本に返される土地の原状回復補償費は対米請求権の中に入ってい て、日本側が支出する法的根拠はなかった。当時、米国はベトナム戦争で財源が 乏しく、これを米側が支出することに対して、米国議会は強硬に反対していた。
ジレンマに陥った日本**は、対外的には米側が400万ドルを負担したこと にして、裏で日本側が肩代わりする「密約」を米**と結んだ。
外務省を担当していた西山記者は、外務省審議官の秘書だった女性事務官に近 づき、この密約の機密電文を持ち出させた。機密電文には「appearance(ふりを すること)」との記載があり、はっきりと国民をだますことが明記されていた。
機密文書は、1971年5月に愛知外...
時は1975年。神戸市に住む大嶺芙由子は小学6年生の少女で、周囲からは「ふうちゃん」と呼ばれている。父は半年前から突然精神状態が不安定になり、心身症と診断されていた。芙由子の母は、「てだのふぁおきなわ亭」という大衆料理店を営み、店には沖縄出身の人々が常連として集う。その一人が、やはり沖縄出身で母に捨てられたキヨシ少年を店に連れてくる。だが、キヨシはそんな善意を無にするように、相手の金を盗んで姿を消してしまう。芙由子が沖縄の風習にある風車を常連たちに配ったとき、沖縄戦の集団自決で片手を失ったロクさんは外で風車を握ってすすり泣いた。芙由子は父が「ふうちゃんが殺されるやろが」と発作の時につぶやいたことを思い出す。父の主治医から「沖縄ではいろいろなことがあったらしいから、それが原因ではないか」と聞いた芙由子は、沖縄について調べ始める。だが、父は周囲の気遣い...
32年間松竹に在籍し作品を発表してきた木下惠介の、松竹退社後第1作。松竹を去ったあとは木下プロを主宰し、TVシリーズを手掛けてきた彼の3年ぶりの映画である。内容は、瀬戸内海の貧しい島で生まれ育った少年少女たちが、バレーボールの練習に打ち込み、ついには大会で優勝する、というもの。