特別編で描かれるのは、吉野夫妻と新名夫妻が離婚を決意した第10話の終わりから最終回が始まる直前までの“空白の数カ月”。最終回で陽一が目撃した“みちのデート”の詳細が明らかになる。
大正の終わりごろ、大阪の下町の小さな銭湯の看板娘花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫(てんしんらんまん)な女の子です。やがて、小学校を卒業した鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と思うようになり、道頓堀に新しくできた歌劇団に入ります。必死に稽古にはげんだ鈴子は、メキメキと成長、抜群の歌唱力で頭角を現していきます。
昭和13年、鈴子は上京します。そこで、ある人気作曲家と出会い、大きく運命が変わります。鈴子は、作曲家の指導を受け、“スウィングの女王”と呼ばれ人気ものになっていきます。
しかし、戦争が始まると、鈴子が置かれた状況は一変します。鈴子の歌っていた歌は「敵性音楽」となり、鈴子は歌や踊りが厳しく制限されてしまいます。さらに、鈴子の弟は出征。また、ちょうどその頃、鈴子の母も病気で亡くなってしまいます。
不幸が重なり悩んでいた鈴子は、ある青...
メ~テレ(名古屋テレビ放送)が制作し、2017年2月1日に放送したテレビドキュメンタリー「シネマ狂騒曲 名古屋映画館革命」の劇場版。名古屋のミニシアター「シネマスコーレ」の副支配人坪井篤史氏に密着し、名古屋を映画で一番熱い地にしようとミニシアターで様々な上映企画やイベントを行い、プライベートではVHS映画を7000本以上も所持するなど、映画愛にあふれる坪井氏の生き様や、その周辺の人々との交流を描く。ナレーションは俳優の竹中直人。17年4月にシネマスコーレで公開。同年11月から全国公開。
ガランとした街、その中に立ちはだかる巨大なショッピングモール、シャッターを下ろす商店街、夜な夜な街を徘徊する若者達、うるさい原付の走行音。監督森岡龍にとってそれが育った街のすべてだった。多摩美術大学の卒業制作であるこの作品は、第33回ぴあフィルムフェスティバルにてホリプロエンタテイメント賞を受賞し、自主制作としては群を抜いた質の高さと、「青春映画」としての意義を強く感じる瑞々しさが高く評価された。しかし彼はそんな評価をよそに、じれったさや歯がゆさがつきまとう思春期の自分と、その仲間達、育った街から卒業しようと決意した。この作品はいわば彼にとって、青春時代との決別の儀式なのだ。
In the early Edo period (17th century) Monkey is a former ninja who lives with his wife and four children in a forest that separates two clans. He’s been out of work since the clans came to peace, and his wife now provides the family’s lifeline – she’s a renowned ninja who services are in demand from clans far away. One day a strange old man wanders into the area. Monkey’s chil...
ホラー映画監督の黒石光司(白石晃士)は助監督の市川美保を引き連れて、ある山奥の家を取材する。そこには黒石の映画のファンだという、精神混乱気味の美女三好麻里亜がいた。彼女は必死に訴える、「私が体験した出来事は、監督の映画の内容そのものなの」と。そして不気味な麻里亜の家で、黒石のカメラが思いもよらぬ現象を捉え始める。事態はより恐ろしく、不可解で危険な方向へと猛スピードで向かっていく。
次々と恐怖が迫りくる森の中、“スーパーボランティア”の男性に助けられ、さらにイケメン霊媒師も加わり、カメラは絶えず恐ろしい出来事を記録していく。麻里亜を救うため、そして傑作映画を作るため、撮影隊の冒険が始まる。