“安西郷子” 共找到 “8” 个相关影视

半処女
正片

1953  

9

半処女

  焼けつくような葉山の砂浜に男女学生達がはね廻っている。日左子の別荘へ高校最後の夏休を送ろうと友達の美代、靖子、圭子とその兄宏とその友の隆が来ている。日佐子の兄明と靖子は恋人で、二人は夜の浜辺で激しく接吻し合う。圭子と隆は兄妹のようであるが、隆が美代や日佐子と楽しげに遊んでいる姿には、嫉妬の眼を向けるのであった。日佐子は宏と二人になる機会が欲しかったが、潔癖な彼女には宏が闇の女リリーと知り合いなのが気になっていた。性病と肺病に冒されて希望なく打沈むリリーは、優しい露天商の宏を慕っていたのだ。二学期が始ったが、学費のない圭子は皆に黙って女給というアルバイトを始めるが、隆に「圭子はもっと自分を大切にしなければいけないんだ」と言われると素直に肯くのだった。靖子は顔色が悪いのを妊娠と騒がれ、途方に暮れてプールの飛込台に倒れてしまう。靖子は実は妊娠していなかった...

リオの情熱

正片

1955  

1

リオの情熱

  南米空路に日航機が初めて就航することが決まったとき、スチュアデスの加島美奈子は志願してそれに乗ることにしてもらった。彼女の父謙太が、彼女が六歳のときブラジルに渡り、今ではリオの郊外で大農場を経営しているからであった。部長の内諾を得た美奈子は早速その報を父に知らせたが、一方リオでは謙太が大弱りだった。というのは、娘には黙っていたが、実は彼は自分のコーヒー園で失敗し、今では三輪俊介の農園の使用人であったからである。日本人クラブSAKURAのマダム珠江は、謙太に何くれとなく心を使ってやるのだった。間もなく美奈子の乗る日航機はリオの空港に着き、会わないつもりだった謙太も、テレビで娘の振袖姿を見ると、たまらなくなって飛行場へ駈けつけた。そして彼が娘と再会したとき、三輪は謙太を農園の主人であるように話してやった。そして、どうせ美奈子が帰るまで暫くの間だから、その...

南国丽人
正片

1958  

4

南国丽人

  出品公司
  聯合影片公司
  邵氏兄弟有限公司
  東寶株式會社
  

忘れじの人
正片

1955  

4

忘れじの人

  大阪は天満橋の近くで喫茶店をひらいている雪子は、前身が芸者だったことから、娘の葉子と船場の大問屋の息子島村との婚約がこわれたので、悲しみに沈む葉子に、生涯誰にも話すまいと思っていた「秘密」を打ち明けるのだった--。雪子は西横堀の瀬戸物卸商伊吹屋の嬢はんとして、十八の春を迎えた。降るほどの縁談の中で、母は北浜の井村家との話に乗り気だが、雪子は店の小番頭秀吉に心を惹かれていた。ある日雪子が中座での温習会に「娘道城寺」を踊ったとき、小鈴という女が大和屋の女将に頼んで、三味線を弾いた。幕がおりると小鈴はパッタリ倒れ、楽屋で息をひきとった。そして、雪子は大和屋の女将から、小鈴が自分の生みの母だと聞かされた。一方、秀吉は東京に出発し、叔父の世話で新聞社の給仕になった。秀吉は弁護士志望で夜学に通って勉強することになった。雪子は秀吉からの長距離電話に胸を躍らせたが、...

霧の第三棧橋
正片

1953  

4

霧の第三棧橋

  横浜港の検疫医浜崎俊は貨物船の中で盲腸で苦しんでいた美貌の朱麗蘭を病院に送りこんだが、彼女こそ香港のギャンブルボス劉丁徳の手先で、一足先に入国した劉の許に密輸宝石を運ぶ所だったのだ。劉はある楽団のマネージャーになりすまして賭博、ドル買いに暗躍し、当局の必死の捜査も確証を得るに至っていなかった。浜崎には宇野純子という恋人があったが、現在の仕事に満足しない彼は、麗蘭の手づるで香港に渡り、自分の惨めな境遇を飛び出したいと思っていた。既に浜崎に惹かれていた麗蘭もまた彼のためならばどんなことでもしようと約束した。当局の目が厳しくなって仕事に支障を来してきた劉は、麻薬の陸揚げに浜崎を利用することを麗蘭に命じた。麗蘭は劉には大恩があるし、かと言って浜崎を瞞す事は出来ないし、思い悩んだ。麗蘭との関係を案じた浜崎の友人浦上刑事の忠告をも聞きいれなかった浜崎も、純子の父...