講談社「週刊モーニング」誌上で連載20年を数える超ロングランヒット作品「天才柳沢教授の生活」。2002年には待望のドラマ化がされました。
このドラマの主人公柳沢良則は疑問に思ったことはとことん追求しなければ気がすまない性格。好奇心旺盛な探究心が家族や周囲を巻き込んで、いつもとんでもない騒動に発展してしまう。しかし本人にとってはそんな騒動もどこ吹く風。ただし騒ぎがおさまったころには、彼はいつも誰かに温かく幸せな気持ちを残しているのです。
柳沢教授の興味の対象は、「日常的なこと」「普遍的なこと」。だからこそ時代を超越した懐かしさを感じさせるそんなドラマでもあります。ちょっとノスタルジックな"ファンタジックホームドラマ"です。
天才柳沢教授の生活(2002年10月 - 12月、フジテレビ) - "男爵"役(第6話ゲスト)
「教場」シリーズの前日譚にあたる「風間公親-教場0-」は、木村扮する主人公風間公親の刑事指導官時代を描く物語。最終回のその後をつづる特別編では、堀田真由演じる事務員伊上幸葉が作ったブロックのミニチュアとともに、これまでに起きた事件や各話のエピソードを振り返っていく。
百野冬美男(小日向文世)は凄腕の刑事だが、自分が決めたルールを破ることができない、不器用な男。別れた妻紗代(西尾まり)と、その再婚相手の橋本岳太郎(大谷亮介)が営む鍋料理店の2階に住んでいる。
変わり者すぎてこれまで単独行動を認められていたが、年下の上司九十九健作(林家正蔵)から、生活安全課出身の刑事万城目千鶴(森口瑤子)とペアを組むよう命じられる。大雑把な肝っ玉母さん的な性格の千鶴に百野はイライラするが、千鶴もまた、細かいところにこだわる百野に早くも辟易する。
その矢先、洋菓子のプロデュース会社を営む天野陶子(高橋惠子)のセミナー会場の楽屋で、彼女の部下坂本菜摘(芳野友美)が殺害される。第一発見者の秘書武山沙織(土居志央梨)は事件直前、陶子の夫翔平(比留間由哲)と菜摘が抱き合っているところを見たと証言する。なんと、翔平は社員の飯塚妙子(...