『家路ママドントクライ』(いえじ ママドントクライ)は、TBS系列で1979年8月15日から1979年11月7日まで放送されていたテレビドラマ。毎週水曜日21:00 - 21:55放送。
第3部:1974年11月11日 - 1975年11月17日
第3部
三神鉄男:桜木健一
風間義勝(同僚刑事):宮内洋
島崎刑事:守屋俊志
林妙子(婦警):新井春美
時村重蔵:名古屋章
三神はる:風見章子
三神次郎:佐野伸寿
夏川友里(「ハル美容室」の美容師):小川順子
第3部【星を追う】作詞:長坂秀佳 作曲/編曲:菊池俊輔 歌:桜木健一
ウルトラヴァイヴ×ミュージックファイルシリーズ
『刑事くん(第3シリーズ) ミュージックファイル』(2008年5月17日発売 品番:CDSOL-1209)
第3部
話数 放送日 サブタイトル 脚本 監督 ゲスト
1 1974年
11月11日 希望の山を涙で越えて 市川森一 竹本弘一 梅津栄、松井紀美江
2 11月18日 英雄行進曲 曽田博久 織田あきら、高橋仁、清水大輔
3 11月25日 友情につながれて 阿井文瓶 ...
放送日程(第2シリーズ)
回数 放送日 演出
第1回 1976年
10月15日 高井牧人
第2回 10月22日
第3回 10月29日 吉野洋
第4回 11月7日 高井牧人
第5回 11月12日 吉野洋
第6回 11月21日
第7回 11月26日 高井牧人
第8回 12月3日 吉野洋
第9回 12月10日 高井牧人
第10回 12月17日 吉野洋
第11回 12月24日
第12回 1977
年1月7日
第13回 1月14日
第14回 1月21日
第15回 1月28日
第16回 2月4日
第17回 2月11日 高井牧人
第18回 2月18日
第19回 2月25日 吉野洋
第20回 3月4日 高井牧人
第21回 3月11日
第22回 3月18日 吉野洋
第23回 3月25日 高井牧人
第24回(最終回) 4月1日
ゲスト(第2シリーズ)
第1回
課長:戸浦...
1975年10月17日から1976年4月9日までの放送で、料亭「分田上」が舞台
倉本聰原案による、東京の下町(深川)を舞台にした、照れ屋な板前の青年(萩原健一)と周囲の人々との触れ合いを描いた青春ドラマ。
当時まだ駆け出しの女優だった桃井かおりと東映の大部屋俳優だった川谷拓三を一躍有名にしたことで知られる。また、これまでの映画やテレビドラマでアウトローな役柄を演じてきた萩原を主人公の純朴な青年に、ヤクザやプレイボーイ役を演じることの多かった梅宮辰夫を熟練の渋い板前役にキャスティングし、イメージチェンジさせたのもこの作品である。
タイトルは萩原演じる主人公が母親宛に書き綴る手紙の冒頭(冠省)部分であり、劇中のナレーションも萩原がその手紙を読むという形になっている。このナレーションの手法は後の倉本作品『北の国から』にも採用された。
放送日程
回数 放送...
8年間の婚約に男はピリオドを打とうとするが、DJに生きがいを求める女は結婚を拒否する。「これまでも民放では放送局を舞台にしたドラマがいくつかあったし、また現にあるけれど、NHKがこのテをやるとは思わなかった。このシリーズの主眼はタイトルのとおり〝人間模様を描き出すことにあるのだから、放送局が舞台になってもおかしくはない。しかし、ストーリーの展開にやや無理があるようだし、人物像の描き方が鮮明でない。理屈をこねくりまわす必要はないが、このままでは舞台が放送局である必要もまたないような気がする。放送局が放送局を描くのだから、もっとこまやかに描いても良いのではないか?もっともあまりていねいすぎると嫌味になる恐れもないではないが……。
傷害事件で服役中の母を持つ港町酒場の歌手と貧乏牧師の前途多難な2人の恋物語。川谷拓三が貧乏牧師役をリアルに演じたが、演出がその「リアルさ」を理解しない場面もあったという。「こんなエピソードがある。川谷拓三がどこかのテレビ番組で牧師役を演じたことがあって、そのとき、長々と説教をたれるシーンがあった。川谷拓三はその説教を、訥々とした感じでしゃべり、ときには言葉につかえるようにして演じたらしい。ディレクターはストップをかけ、「もっとしっかりセリフを覚えて、流暢にしゃべるように」と指示した。川谷拓三のしゃべりは、かれなりに計算されたものだったのだが、アホなディレクターは理解できなかった。むろん川谷拓三はつぎの本番で、ディレクターの要求どおりに演じた。これはひとから聴いた話で、ぼくは番組も見ていない。ただ、そのときのシラケたようすは手にとるように分かる。川谷拓...
芸術選奨文部大臣新人賞受賞(市川森一)対象作品。銚子外川漁港。「港シネマの経営をすべてまかせます」という父万造(室田日出男)の手紙を読んだ猿田禄郎(西田敏行)は、10年勤めた漁船機関士を辞めて陸へ上がった。彼のこころはバラ色だった。ところが、港シネマに戻った禄郎を待っていたのは、「お前は映写技師をやれ」という万造の冷たい言葉。港町の「虹を掴む男」のドラマ。毎回、懐かしの映画音楽や名場面が劇中で使われた。「金曜ドラマの前シリーズの突然の明日が、高視聴率を上げて枠の存続が達せられた為、再びドラマの前衛の役割を担う作品が生まれた。市川森一は、二年後の淋しいのはお前だけじゃないで脚本家としての名声を得るが、港町純情シネマはその先駆けとなった作品で、今でも根強いファンを持っている。プロデューサー竜至政美、ディレクター高橋一郎、前川英樹、市川哲夫の金ドラの常...
1979年日本民間放送連盟賞優秀賞受賞作品。「音羽外語学院の院長沢井貴子(岡田嘉子)は、一人娘の瑠璃子(夏目雅子)から一通の手紙を受け取った。瑠璃子は、家出して木偶(でく)師の竹田文蔵(萩原健一)の妻となり、長く音信普通だった。その手紙には、「私を助けてください。ここは地獄です。母さまに背いてあの人と一緒になったことを悔やんでいます。私に五百万円と離婚届の用紙を送ってください。」とあった。貴子は胸のつまる思いで夫婦が暮らす岐阜県郡上八幡へ向かう。そこは、ちょうど年に一度の盆踊りの時期で、夜風にのって郡上踊りの歌と囃子が流れていた。まだ見ぬ娘の夫はどんな男なのか、瑠璃子はどんな生活をしているのか、貴子はいらだつ心を抑えながら文造の家を訪ねる…。「菩薩と夜叉」二つの顔をもつ更科姫人形になぞらえて、人間の内面に潜む二面性を幻想的に描く市川森一脚本「露玉...