札幌の大学で医学部の三国茂雄教授(波多江清)が殺され、金庫が物色されていた。その数日後、東京で金庫破りの常習犯、飯田隆弘(水道橋博士)が他殺死体で発見され、十津川警部(渡瀬恒彦)が捜査を開始する。飯田の靴の足跡が三国殺害の現場に残っていたことが分かり、十津川は札幌へ向かった。
札幌の吉田刑事(せんだみつお)は、8年前に医療機器納入をめぐり大学と東京の医療機器販売会社の間で贈収賄事件が発覚したが、未解決のままだと語り、三国が容疑者だったと明かす。だが、販売会社の社長、蓮見孝輔(河原ざぶ)は、8年前の事件も今回の殺人事件も自分には関係ないと否定する。
十津川は8年前に三国を内部告発した助教授沢木実(江藤潤)を探し出し、事情を聞こうとするが、その矢先、沢木も殺害される。大学を追われた沢木は、妻の信子(川島なお美)とは離婚していた。
沢木の娘、遥香(斉藤奈...
互いに反目し合い、時にお互いの信念の強い絆をにじませる二人の関係は前作を引き継ぎ、変わりゆく東京の片隅で新たな事件に挑む。より深く、より濃く、男たちの内面と社会の人間模様を紡いでいく。テーマは「無戸籍」。戦後70年を過ぎた今なお、社会から忘れられそうでいながら必死で生きる人々と接し、二人の男の魂にまたも火がつく。最後の一年でなお困難に立ち向かう二人の生き様を通し、全ての世代が共感し、今を生きる活力を得るドラマ。
2013年冬季 東海テレビ フジテレビ 午间剧
このドラマは、司法試験に合格し裁判官を目指す司法修習生の女性が、研修先の法律事務所の風変わりな女性所長や癖のある仲間たちと一緒に、そこに持ち込まれる様々なモメゴトに向き合うなかで、人として成長していく姿を描く物語です。
主人公の司法修習生、椎名夏希(32)(白石美帆)が研修先として派遣されたのは、『モメゴトは、人を幸せにする』が座右の銘の桂木さくら(70)(中村玉緒)が所長を務める大手法律事務所。
ここには、街なかで生活する人々から大小さまざまな身近なモメゴトが持ち込まれ、夏希たちは研修の一環としてそれらの問題に関わっていくことになります。 日常生活には、他人との間に当事者同士では解決できない問題=“モメゴト”が生じることがあります。円滑な社会生活を営むために人が生み出した道具が法律です。いったんモメゴ...