『恐竜探検隊ボーンフリー』の後を受けたシリーズ第二弾。放映局は東京12チャンネルに移行した。地球侵略を企む恐竜軍団と戦うD戦隊の活躍を描く。前半は愛、善の二人のサイボーグが合体したアイゼンボーグ号というメカによって恐竜を粉砕、後半ではさらにアイゼンボーという巨大実写ヒーローに変身するようになった。
速水博士が発掘したアステカの秘宝を追って、謎のレスラー軍団ブラックミストが日本マット界に乗り込んできた。その攻撃を予想していた博士は、若きプロレスラー鷹羽俊に強化スーツを与え、アステカイザーとして彼らに立ち向かわせる。首領サタンデモンは、12体のサイボーグレスラーを以て、アステカイザーの額に埋め込まれた“アステカの星”を奪わんと非情な攻撃を繰り返すが……。アステカイザーとサイボーグ拳闘士の闘いがクライマックスにかかると、画面が突如としてアニメーションになる(カイザーイン)。これにより、実写では描き得ない動きが表現できる……筈だったが、実際の描写はかなりオソマツ。また、事件の元凶が速水博士の所業にあったり、アントニオ猪木が背筋の凍る演技を見せたりと、ケチの付け所は多いが、山本昌平演ずるサタンデモンの魅力がそんな欠点を補って余りある。昌平ファン必...