『うちの子にかぎって…』(うちのこにかぎって)は、TBS系列で1984年に放送された、小学校を舞台とするテレビドラマ。放送時間帯は毎週金曜20時台であった。自由奔放な子どもたちが騒動を起こす。田村正和のコメディドラマ路線の第一作で[1]、田村の転機となった作品である[2]。視聴率は20パーセントを超えるなどヒット作となった[3]。田村はこの作品に出演したことは「古畑任三郎に出演したことと同じ位によかった。」と後に回想した[4]。
石橋浩介:大田健一
1984年9月27日に生まれた二人の息子。紙おむつを当てられている(先生の母が縫った布おむつを涼子が使いたがらなかったため)。
荒牧先生:菅井きん
5年1組担任。51歳のベテラン教師。比較的温和な性格だが、老け顔なので実年齢よりも上に見られることが多い。
石橋先生の母親と似ている。
お年寄りとのゲートボー...
第1回ATP賞個人賞(武敬子)受賞。「アメリカの病院に勤めていた野々村隆之(宇津井健)が契約期間を終え帰国、亡くなった父が20年前に開業した野々村病院の2代目院長に就任する。ところが、金儲け主義に走る院長代理の木井省三(津川雅彦)が経営の実権を握っていたため医療の心もすさみ、病院は腐敗しきっていた。正義感に燃える隆之は、早速、病院の建て直しに乗り出すが…。【ホームドラマチャンネル広報資料より引用】」第10回よりクレジット部分にサブタイトルが入った。各回のサブタイトルは以下のとおり。第十回「来訪者」、第十一回「再会のとき」第十二回「女の友情」、第十三回「男の斗い」、第十四回「新しい芽」、第十五回「二人の世界」、第十六回「心の聴診器」、第十七回「裏の裏」、第十八回「女ごころ」、第十九回「結婚申込」、第二十回「惜春の唄」、第二十一回「母になる人」、第二十二...
大病院に勤務していた野々村隆之(宇津井健)は念願の地域医療をめざした病院を吉祥寺で開業することにした。野々村の父親野々村智(伴淳三郎)が全財産を投げ出して協力してくれて形ばかりの理事長になり、実際の運営は、強面で口うるさいが人の好い事務長須崎八一に任せることになった。また、婦長には野々村が、インターン時代からお世話になっている看護婦広島友子(山岡久乃)が就任してくれることになった。だが、同期の久米丈二(津川雅彦)は優秀な外科医だが、主任看護婦の北見紀子(夏目雅子)とは以前から良からぬ噂が立っており、大学病院から追放同然で野々村が引き受けた形であった。また温厚な内科医の村岡啓介(関口宏)は病弱な妻を抱えており、後輩医師の坂井田一平(三浦浩一)は前途有望だが、生真面目で融通がきかないところがあった。
そんな開院前日に腹痛を訴えた子どもを連れて母親...
20歳の年齢差を乗り越えて、中年刑事山田一平と結婚にこぎつけた新子。だが、挙式当日、披露宴会場で殺人事件を目撃する。殺された男は「あんたの夫が犯人だ」と口走って息絶えた。同じ会場で挙式した5組のカップルはデラックスバスで東北への新婚旅行に出発した。この中の花婿の誰かが犯人だ。新子と一平は二人の初めての共同作業である「犯人探し」に全力をかたむけようと誓い合った。