『ラブの贈りもの』(ラブのおくりもの)は、登坂恵理香によって書かれた小説であり、1996年および1997年の夏休み期間にTBSの昼ドラマ「花王 愛の劇場」で放送されたテレビドラマ。盲導犬の卵「ラブ」をパピーウォーカーとして預かり、ラブの成長と見守る家族の変化を描いた物語。
本作主演の森尾由美は、愛の劇場枠で主演回数歴代トップの記録を持ち、うち2回が本シリーズである。
また、本作で主役の母役であった岩本多代は、大好き!五つ子では主役の義母役として森尾と共演している。
当時7歳の子役だった大島優子が、友達役で出演していた。
1996年7月22日~8月30日「ラブの贈りもの」
1997年7月21日~8月29日「ラブの贈りもの2」
1989年~92年に週刊SPA!に連載。バブル真っ盛りの東京を舞台に、ゴルフやカラオケ、競馬に明け暮れるOLたちの華麗にしてパワフルなライフスタイルを描いた、中尊寺ゆつこの人気コミックが原作。劇中でオヤジ趣味のOLたちを指す“オヤジギャル”は社会現象にもなり、1990年の流行語大賞では「新語部門銅賞」を受賞している。
アニメ化にあたっては『タッチ』『羊のうた』の杉井ギサブローが監督脚本を担当。声優は、主演の森尾由美以外はすべてフジテレビのアナウンサーを起用した。大手物産の問題OL小山田ノンは、おしゃれなトレンドよりダサいものを取り入れることが大好きなオヤジギャル。ワンレン、ボディコンにゴルフバッグを抱えて出社し、昼休みは競馬新聞、退社後はデパートでゴルフの打ちっぱなしに興じるのだった。
渋谷の警察署に勤務する刑事を中心としたラブコメディで、トレンディドラマの元祖とも言える作品。
出演者の大半は刑事なのだが、事件のシーンはあまり無く、コンパやナンパのシーンが多く、みなブランド服に身を包み、渋谷などのお洒落なお店がよく登場しており、こうしたファッション、ライフスタイルをメインとした作りが、トレンディドラマの元祖とされる。
既に人気があった陣内孝則、柳葉敏郎とは別に三上博史の女性人気が爆発。この後三上主演のドラマが多く作られ「トレンディドラマのエース」と呼ばれた。また、それまで「スタイルの良さが鼻に付く」等、女性から反感を買っていて雑誌調査の「女性が嫌うタレント」でも常に上位にランキングされていた浅野ゆう子は、この作品でシングルマザーを演じて一躍女性の共感を獲得した。これが同年7-9月期放送の『抱きしめたい!』のW浅野人気にも繋がった。浅...