保険調査員蒲田吟子(泉ピン子)は上司袴田大介(藤岡琢也)から、新しいパートナーとして千原勝一(村田雄浩)を紹介される。千原は気が小さく優しすぎるため、刑事課の水に合わず転職してきた変わり者。早速2人に任された依頼は、ベランダから転落した主婦の保険調査。事故のわずか3日前に契約したばかりだという。吟子と千原は調査を進め、結局保険金は支払われたが、その直後に受取人が謎の失踪を遂げ…。
『盤嶽の一生』は、嘘が大嫌いで、騙されても、騙されても己の信念を曲げない浪人阿地川盤嶽の生き様をユーモアたっぷりに描く人情時代劇である。
原作の白井喬二は、大正~昭和初期にかけて大衆文学で人気を博した作家で、同作は昭和7年(1932年)3月~12月にかけて「オール讀物」にて連載された。
翌昭和8年(1933年)には、天才と謳われながらも、若くして戦地で没した山中貞雄が、大河内傳次郎の主演で映画化している。
この映画に、若き日に感銘を受けた市川崑が映像化を切望し、全10話から成るテレビシリーズとして実現したのが、本作である。
山中が撮った映画はフィルムが現存しておらず、本作では山中自身の手に依るシナリオからエピソードを拾うことで、オマージュが捧げられている。
市川自身が手掛けたのは、第1、2話で、大胆なワイプ、紅葉をバックにしての立ち回り、スローモー...
毎回のストーリー展開としては殺人事件が起きて、与力の青山と部下の同心六人を合わせた主役の七人が捜査していく上でそこに絡む人間模様を描き、最後は殺人犯を捕縛するというもの。仏田も青山も悪人を殺さずに捕らえる事を目的としているが、悪人が何か、善良に生きようとする(した)町人の誰にも言えない過去をばらそうとする時は口封じのために殺す事もあったりと、捕物劇というよりはサスペンスドラマ色の濃い時代劇であった。 大塩平八郎の乱が題材となる話があることから、江戸後期を時代背景としている。
個性あふれるレギュラー陣でお送りする痛快時代劇。6人の定町廻り同心達と、その上司である与力青山の迫力ある立ち回りや捕り物が見物。 テレビ朝日系列で2006年に放送された最終シリーズ。
番組紹介
”落としの八兵衛”または”仏の八兵衛”と呼ばれ、ある時は下手人にねばり強く説得に当たり...
珠美が万引き容疑をかけた女性亮子が変死体で発見された。現場の状況から亮子は自殺の疑いが強かったが、彼女がデパート側に慰謝料を要求していたことから、珠美らは殺人ではないかとにらむ。後日、亮子が万引き直後、仲間の男に品を手渡していたた疑いが浮上し、珠美は亮子の夫隆志に疑惑の目を向け、調べ始めるのだが…!