『俺たちの祭』(おれたちのまつり)は、ユニオン映画が制作、日本テレビ系で放送された若者たちの青春を描いたドラマで、「俺たちシリーズ」の最終作。
1977年11月20日スタート。当初から「俺たちシリーズ」の完結編として製作された。
『俺たちの旅』終了後、中村雅俊は本作の前番組である『俺たちの朝』のちょうど真裏にあたるNHK大河ドラマ『花神』に高杉晋作役で1977年10月まで出演していたが、その直後に1年ぶりにこの枠に戻って来ることになった。青春スターとして人気絶頂期を迎えていた中村の主演だけに本作にも期待が寄せられたが、前2作に比べてコメディの部分が少なくなり、挫折、苦悩、長い回想シーンなど重い雰囲気の場面が多く、期待に反して視聴率的に苦戦してしまう。前2作と同様に1年間の放送も想定されていたとのことだが、結局1978年4月30日に全23話をもって終了...
町田市、中央林間の丘の上に並ぶ4軒の真新しい白い家に佐野家、西村家、小山家、川久保家がそれぞれ新生活に夢を持って越してくる。引っ越しの挨拶をしてまわった小山隼人は佐野家の妻を見て驚く。彼女は昔の恋人だったのだ。とっさに初対面のふりをした二人だが、隼人の和子を思う気持ちはエスカレートし同時に少しずつまわりにも知られていく…