長野から上京した女性、有美子と偶然知り合った牛尾刑事。骨董商を営む有美子の父は、さる国会議員から古伊万里を買い取るため、2000万円を持って上京したまま、一週間前から連絡が途絶えているという。そのころ、牛尾のなじみのバー『止まり木』でも異変が起きていた。常連客たちの話では、店は何の前触れもなく一週間も閉店しており、ママは行方不明だという─果たして2つの事件には関係があるのか牛尾刑事の捜査がはじまった。
東京で、同一犯と思われる2件のレイプ殺人事件が発生。被害者はいずれも手首を赤い紐で縛られており、犯人はその残忍な手口から“赤い紐の悪魔”と呼ばれるようになった。そんなある日、十津川警部(渡瀬恒彦)と亀井刑事(伊東四朗)は南伊豆の海岸で、手首に赤い紐の巻かれた女性の腐乱死体が発見されたという知らせを受ける。一連の事件と関連があるとみた2人は現場へ急行。その車中で、高級レンタル会社「キミヅカ」の主催する美男美女コンテストへ出場するという美大生の木原夕子(細川直美)ら3人の男女と出会う。
探偵左文字進(水谷豊)宛に殺人予告の手紙が届いた。「殺人ツアーへようこそ」という文面で始まる、その手紙の差出人林裕二と左文字は、以前に知人の披露宴で知り合っただけの関係だった。林から不可解な手紙を受け取った左文字は、手紙に同封されたチケットで秘書の史子(さとう珠緒)と共に初島へ向かった。左文字が初島に到着してすぐ、林が島で唯一の医者岩渕徹(蟹江敬三)の娘婿郷田一樹(松田賢二)に切りかかっているところに遭遇する。
翌日、史子は崖下で背中にナイフを突きたてられた林の死体を発見した。しかし、再度現場に戻るとナイフはなく、現場検証及び検死の結果、事故死と断定されてしまう。後日、林のパソコンに残されたアクセス記録から、林の婚約者絵里子(細川直美)が郷田に殺害されたと言う事実が発覚する。
『津軽海峡ミステリー航路』(つがるかいきょうみすてりーこうろ)は、2002年から2009年までフジテレビ系で放送された刑事ドラマシリーズ。全8回。原作原案は斎藤栄。主演は村上弘明。
函館西警察署(第1作 - 第2作) → 函館南警察署(第3作 - 第8作)
青柳誠、階級は「警部補」。美人に弱い。 父は函館市内駐在所の警察官だったが、出所した犯罪者の逆恨みによって放火されたことで両親を失っている。
函館西署の刑事、青柳誠(村上弘明)と東京の雑誌記者の千明(細川直美)は仲良し兄妹。そこに青柳の後輩で千明にぞっこんの永瀬刑事(大柴邦彦)が加わって、北国を舞台に推理ドラマが展開する。手稲山に消えた男の謎から、北海道と津軽を結んでの殺人劇、そして建設利権疑惑と三十年をさかのぼる友情と愛憎をからませて描かれる。
『津軽海峡ミステリー航路』(つがるかいきょうみすてりーこうろ)は、2002年から2009年までフジテレビ系で放送された刑事ドラマシリーズ。全8回。原作原案は斎藤栄。主演は村上弘明。
青柳誠、階級は「警部補」。美人に弱い。 父は函館市内駐在所の警察官だったが、出所した犯罪者の逆恨みによって放火されたことで両親を失っている。
函館と青森を結ぶフェリーの中で、出航して間もなく一等客室の客の一人が毒殺された。船内ではサングラスをかけた不信な男が目撃され、同室に野口という名が入った荷物を残されていた。しかし、その男は忽然と姿を消し、手がかりは見つからない。津軽海峡上の「動く密室」殺人事件。偶然船に乗り合わせていた函館西署の青柳刑事(村上弘明)が事件を追う。3年ほどオクラ入りしていた作品らしいが、面白味のないストーリーそして描写が続き、地味に完結する特色のない...