“花村泰子” 共找到 “2” 个相关影视

大阪之女
正片

1958  

9

大阪之女

  大阪の焼けのこりの一画に、いつからか上方落語や漫才の芸人たちが集った。「芸人村」と土地の人は呼んだ。長屋の二階の一室に、お千は父の半丸と暮している。父は元漫才師で、今はボテ人形造りに凝っていた。酒と女には目がない。お千はそんな父を針仕事で養っている。底抜けのお人好しである。バンドマンと一度結婚したが、死に別れた。半丸のはからいで、お千は扮装踊りの米太郎と見合いした。その頃、長屋に宗二という男が帰ってきた。彼は半丸の元の弟子で、お千の初恋の人だった。彼は商売を始めるつもりという。彼の店へお千が会いに行くと、店に女がいた。家内だといった。お千はたまらず、駈け去った。女はお妙という置引き専門の強者で、警察の目をごまかすため、強引に入りこんで一芝居していたのだ。宗二も共犯に間違われて警察へ引っぱられた。その間に、何も知らぬお千は米太郎と結婚式を挙げた。今さら...

馬賊芸者
正片

1954  

5

馬賊芸者

  大正の初期、九州博多の花街に、第一次大戦の好況にあぶく銭をもうけ成金風を吹かす連中から金を絞りとる馬賊芸者と呼ばれる意地と侠気の芸者の一団があった。姉さん格の信吉は侠気に富んだ典型的な馬賊芸者だったが、ある日座敷で踊る歌舞伎役者の坂東京之助が信吉達の三味線を断った為に、一同はいきり立った。そして新聞社の若手俳優人気投票に、馬賊芸者達は京之助の対抗として市川小十郎を一位にすべく投票したが惜しくも敗れた。それが縁となって親しくなった信吉に、小十郎は心を惹かれ結婚を申込んだ。大阪巡業後に新世帯を持つことになった二人だったが、小十郎は旅の間に急死してしまった。悲しみの中に信吉は芸者に帰り咲いたが、ある日彼女は廊下で白石貞次という人形師にぶつかりその人形をこわしてしまった。だがその男が余りに小十郎に似ているので信吉は呆然となった。そして以後彼に言い寄ることにな...