今村花子さん(22才)は京都府山崎町に住む重度の自閉症の女性である。週に一度、絵画教室に通い大胆なタッチの油絵を描いているが、もう一方で「食べ物アート」と母親の知左さんが命名した「作品」製作を毎日、夕食後に続けている。その日のおかずを畳やお盆の上に並べただけなのだが、その作品は母知左さんによって記録され、何千枚もの写真として残されることになった。現在各地の展覧会でその写真群が展示され、プロの芸術家たちの注目を集め始めている。4人家族の今村家で日々くり返される、花子さんを中心とした日常を追うことで、“開かれた”家族像が見えてくる。そして誰が呼んだのか、「こだわりのアート」が今日も畳の上に続いていく。
「白い闇」とは、霧の十和田湖を意味し、牛乳のような霧に包まれた湖を背景に、殺人犯を執拗に追い詰めていく人妻と従兄を描くサスペンス作品。
TBS系列の「東芝日曜劇場」枠(21:00 - 21:55)にて放映。視聴率21.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。DVD化されている。
信子の夫の精一は、仕事で北海道に出張すると言って家を出たまま失踪した。精一の従弟俊吉の助言に従い、夫の仕事関係の炭鉱会社に電報を打つが、北海道には一度も来ていないと返事が来る。信子は俊吉に結果を報告したが、俊吉は、実は精一には青森に田所常子という隠れた女がいる、と白状をはじめた。信子は青森に向かい女と対決するが、かえって田所常子に圧倒されてしまう。病人のようになって東京へ帰った信子を、俊吉はいたわるが、その二ヵ月後、思いがけない事件が発生する。
ホストをしている中年男が、隣の未亡人をだまらすためと男の魅力をかけて、大金で賭けをする。ロケ協力:シェラトングランデトーキョーベイホテル&タワーズ(2)。【各回サブタイトル】第2回「中年ホストはくどき上手!」。【役名(演技者)】平泉春菜(八千草薫)、平泉景子(伊藤かずえ)、狩谷英児(草刈正雄)、佐藤ヒロシ(小野寺昭)、岩永みち子(塩沢とき)、西園寺誠(北詰友樹)、サミー羽間(金子研三)、松井(高野嗣郎)、上杉(久冨惟晴)、江上伸之(唐沢寿明)、ヒデキ(井川晃一)、レオ(佐山信一郎)、潤(押川英俊)、大橋国子(五月晴子)、山田道江(ただのあつ子)、相沢洋子(河村有美子)。
2003/4/4~5/30、2004/4/2~7/23に放送された『御宿かわせみ』の第三シリーズ。東吾(中村橋之助)の兄通之進(草刈正雄)の部下で東吾の友人畝源三郎役は、第一、第二シリーズの宍戸開から沢村一樹に交代した。第一シリーズ(2003/4/4~5/30)第二回「宵節句(よい…ルビ)」に出演した和世(有森也実)が、本作第一話に登場(和世の兄五井兵馬(佐々木蔵之介)も回想シーンに登場する)。兵馬の愛人に弟子たちが唆されて敵討ちするという展開になっていた。各話サブタイトルは以下の通り(カッコ内はルビ)。第一回「花御堂(はなみどう)の決闘」、第二回「千鳥が啼(な)いた」、第三回「牡丹(ぼたん)屋敷の人々」、第四回「秋色佃島(しゅうしょくつくだじま)」、第五回「雨月(うげつ)」、第六回「忠三郎転生(てんせい)」、第七回「雪の夜ばなし」、第八回「梅...
時代は江戸の後期1840年代。江戸大川端の小さな旅籠「かわせみ」を舞台に、宿の女主人るいと恋人の神林東吾とその仲間たちが、泊り客や市井の事件を見事に解決していく、人情味あふれる、1話完結の捕物帳。【以上、NHK広報資料より引用】「2003/4/4~5/30に放送された『御宿かわせみ』の第二シリーズ。タイトル内に「第二章」と表示されている。各話サブタイトルは以下の通り(カッコ内はルビ)。第一回「美人の女中」、第二回「女難剣難」、第三回「藍染(あいぞめ)川」、第四回「狐の嫁入り」、第五回「源三郎の恋」、第六回「美男の医者」、第七回「夜鴉(よがらす)おきん」、第八回「息子」、第九回「幽霊殺し」、第十回「卯の花匂う」、第十一回「夕涼みの女」、第十二回「酸漿(ほおずき)は殺しの口笛」、第十三回「藤屋の火事」、第十四回「麻布の秋」、第十五回「三つ橋渡った」、...