1965年に萬画家の石ノ森章太郎(当時は石森章太郎)が『週刊少年マガジン』で連載したSFギャグ作品をアニメ化。原作は他誌でも散発的に掲載され、このアニメ版放送当時は、読売新聞にも連載されていた。両親や姉と暮らす小学生ヤスシの家の隣に、不思議な親子が引っ越してきた。気が弱い恐竜のポチをペットにしていることも含めて何かと不可解なこの親子、どうやら未来からやってきたらしい……! タイムマシンを使って珍騒動を巻き起こすその子供=仰天たまげ太くんのため、ヤスシの平凡な日常は一変して大変なことに! 本作は早朝のバラエティ番組「おはよう!こどもショー」の1コーナーとして月~金曜に放映された5分のミニ番組。たまげ太の“とんがり頭が火をふく”描写は児童層の間でちょっとした話題になった。
宿題を忘れて立たされているみつ夫は、カバ男やサブにはいじめられ、ガールフレンドのミツ子にも愛想を尽かされてしまい、家に帰ればママに叱られてサンザンだ。そんなみつ夫の前に、宇宙人のバードマンが現れ、着れば空を飛べるマント、力が六千五百倍になるマスク、そしてトランシーバーのバッジをおいていった。そのとき、ミツ子の誘拐事件が発生しみつ夫は半信半疑ながら、パーマンに変身すると、見事に事件を解決する。しかし、誰もパーマンの正体を知らないが、ミツ子にも正体を打ち明けられないみつ夫も辛いのだ。
日生ファミリースペシャル枠で放映された、日本を代表する大漫画家達が若かりし頃、共に青春を過ごしたアパートを舞台とする物語。手塚治虫に憧れて上京してきた若きマンガ家たちが、池袋にある木造のアパートトキワ荘に一人また一人と集まってきた。まだ新人ばかりなのでいずれも生活は苦しかったが、彼らは共同生活の中でそれを克服していく。しかし楽しいばかりでは決して無かった。みんなの憧れだった石森章太郎の姉の死、周りに比べてなかなか芽が出ない赤塚不二夫の苦悩など……。若き彼らはそうした悲しみ苦しみを、いかにして乗り越えていくのだろうか? キャラクターデザインに石森章太郎、監督は鈴木伸一と、いずれもトキワ荘出身のメンバーが手掛けている。オバQや009、バカボンのパパといった、登場人物たちの生み出した著名キャラクターが劇中に大勢姿を現すのも楽しい。主題歌は山本コウタローが...