歌人吉野秀雄は神州清潔の民だった。次男健次がスエーデンの留学生リーナヤコブセンと一夜を共にした時、秀雄は夷狄の女と寝た息子を激しく罵った。健次はそんな父親に絶望、作家山口瞳宅に身を寄せた。山口は戦火の余じん消えやらぬ昭和二一年、鎌倉アカデミアで秀雄に学んだ。風変りな先生だったが、万葉をうたう時、へべれけに酔って放歌高吟する時、山口は我が詩才乏しと自らをせめた。が、秀雄は山口の才能に注目し、自虐癖のある彼をやわらかい心で包んだ。山口は吉野先生は頑固な人でないと強調した。一方、息子に怒りをぶつけた秀雄は奈良へ作歌の旅に出た。長男浩一が長い療養生活から戻ったのはそんな折りだった。浩一の全快を祝して姉弟が集ったが、しかしこの席に呼ばなかったかわり者の父に話題が移っていった。秀雄は先妻を亡くし、家政婦だったとみ子と結婚した。“これの世に二人の妻と婚いつれどふ...
関ヶ原の戦場をさまようたけぞう(上川隆也)と又八(渡辺いっけい)は、お甲(池上季実子)親子と出会う。又八は故郷の宮本村にいいなずけのお通(鶴田真由)がいながら、お甲とともに姿を消してしまった。宮本村に戻ったたけぞうは、恋心を抱くお通に又八のことが言い出せず、死んだと言ってしまう
故事发生在19世纪中叶的日本德川幕府时期,位于镰仓的东庆寺得到幕府的支持,可以向饱受苦难婚姻折磨的女性施以援手,帮助他们成功和夫家断绝关系。这一日,不法商人堀切屋三郎卫门(堤真一 饰)的小妾阿吟(满岛光 饰)以及被混蛋丈夫(武田真治 饰)残酷剥削的铁匠阿茹(户田惠梨香 饰)结伴来到东庆寺,并且认识了寺脚下御用宿柏屋主人源兵卫(树木希林 饰)的外甥信次郎(大泉洋 饰)。信次郎是一名见习医生,他利用医术尝试着治疗阿茹的烧伤,同时希望记录下女性们的遭遇写出传世剧本。有着不同背景的女性们相继前来,她们共同站在了人生的岔路口上……
本片以井上厦的小说《東慶寺花だより》为参考改编而成。