とある田舎町に住む夏子は、高校生活最後の年を迎えていた。夜な夜なベッドの中でこっそりと携帯電話のボイス録音にその日の出来事や悩み、気になる人のことなどを吹き込む夏子。取り立てて夢も目標もなく将来に焦りを感じつつ何となく日々を過ごしていた。夏休み前の試験当日、夏子は昼休みに学校を抜け出し、同級生将也と一緒に憧れのバンドの復活ライブを見るため東京に向かう。
2021年に結成10周年を迎え、今年8月8日に新たなメンバー4人が加わった9人組ダンス&ボーカルグループ超特急。本作は、超特急のメンバーが本音で話し合い、ひとつになっていく4日間を描いたモキュメンタリーSFドラマだ。新体制初日に新メンバーのシューヤ、マサヒロ、アロハ、ハルが元気いっぱい全力で仕事に取り組んでいる様子を見て、慣れた様子で撮影していたカイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシの感情は揺れ動く。自信がなくなると言い出すメンバーもいる中、不思議な音が聞こえた瞬間、謎の少女がいる不思議な家に飛ばされることに。劇中では新しい超特急へと成長していく過程と彼らが地球存続の危機に立ち向かう姿が描かれる。
パイロットだった亡き父に憧れ、念願の航空業界に就職した副操縦士の井上桃子(朝比奈彩)。在りし日の父を知る上司の機長新開浩平(長谷川朝晴)の指導のもと、夢のキャプテンになるためにPeachで日々、研鑽を積んでいる。
学生時代から交際している桃子の彼氏海野大介(犬飼貴丈)も、桃子の夢を応援。老舗和菓子店の跡継ぎで、一流の和菓子職人を目指し修業中の大介とは、夢を目標にお互いを支え合う仲だ。
ある日、桃子がフライト予定の便で乗客とのトラブルが発生。LCCのシステムを知らない客が、機内持ち込み荷物の制限について文句を言ってきたのだ。悪いことに相手は現役のプロレスラー。「責任者を呼べ!」という要求に応じ、桃子は対応を試みるが…。
トラブルは他の乗客も巻き込み、一触即発の状態に発展!?その一部始終を、離れたところから見ている一人の男性、香月徹也(白石隼也)。対...